全国大会でメダルをもらうほどの成長した私の水泳人生

初の大会出場!

今でももちろんハッキリすぎるほど覚えています^^

ハッキリハッキリ

あの時の飛び出そうな心臓の音

不安げで泣き顔手前の自分の顔

夏の太陽

毎日泳いでいるはずのプールが敵のように怖く別物に見せたこと

なぜ大会に出ることになったのか何も覚えてないし

何もわかってない

ただ気づいたらそこにいて

今日は人生初の水泳大会

確か・・・・・

愛知県の岡崎市の大会でした

市の大会

何であの小さな一年生か二年生になってたのかすら

覚えがありませんが

でも

二年生の時にはバリバリ泳いで

六年生の部で一緒に泳いで優勝した覚えがあり

学校の先生が観客席を大喜びして走り回ってた記憶もある

だったら

じゃ。。。初のあの時は一年生だったのか?

顔つけからスタートした私が

何故か大会へ出るまでに

25メートル・自由形!

これが私の人生初大会申し込みプログラム。。。。

スタートして25メートルプールをゴールまで

一気に泳ぎ切る!

そんな大会でした

人生ではじめて「大会」というものに出場

そして

人生ではじめてこんなに自分でコントロール不可の

心臓の状態になることを経験、、、、、

そんな中

いよいよいよいよ自分の番が・・・・・・

あの時の時代は

「よーいドン!」の「ドン!」が火薬の入ったピストル。。

それはそれは近くの観客もその度にちょっとだけ

耳を塞がないとドキッと毎回する大きさ・・・・・

あれが嫌いで嫌いで。。。。

さて

私のおよくコースはどこ?

見ると

なななんと・・・・・・・・・

そのピストルが鳴る真横、、、、

ようは一番隅っこのピストル横のコースってなわけで

それを見た瞬間から

また

涙目。。。。まじか。。。。なんで。。。。怖い

。。。。。

初大会、心臓飛び出る

ピストルの横、さらに飛び出る要因プラス・・・・

ってなことに

いよいよいよいよ順序が私に

「はい!コース台へ立って!」

「よーーーーーいパチン!!!!!!!!!」

全員一斉に水の中へ!

え?私は?

・・・・・・・・・・・・・・・・・

びしゃーーーーーんんんんん!!!!!

音にびびりまくって足を滑らせ

そのまま水の中へバシャン!と落ちてしまったのです!!!!!!!!!!!!!!!!!

一番ビックリしたのは自分

怖くて急いで水から顔を上げて立ち上がり

永遠に

みんなが見ている前で

え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜んんんんん!!!!!!と

デッカイ声で泣きっぱなし・・・・・・・・

水を飲み苦しいわ

びっくりしてイラつくわ

怖くてしにそうだわ

悲しいのか

怖いのか

びっくりでしにそうなのか

自分がかわいそうなのか

悔しいはなかったような・・・・・

意味不明で永遠に水の中で鳴き続け

もはやどうなってるのかさえ

わからないほどの自分・・・・・・

 

でもどんどんどんどんどんどんどんどん

私以外の人たちは泳いていき

どんどんどんどん皆が遠くなっていく・・・・・・

全員が次から次へとゴールにたどり着くのが

鳴きながらも目に飛び込んでくる。。。。。

そんな状況の中

何を思ったのか

私の心のスイッチが切り替わり

このままサイドから諦めてプールに上がり終えるのか?

いや・・・・・

ゴールは先にしかない

プールから上がるのはあの先のゴールからしか上がれない

じゃ

泳ぐしかないんだよね、、、、、と

小さいながらも自分はこの状況を

どうやって終わらそうか・・・・・・

どうやったら終われるのか・・・・・・・

前に行くしかない

そう判断した私は

小さな体で全員がゴールにつく姿を見て

また再び泳ぎ出したのです

前へ前へ前へ!

ゴール!着いた。。。。。。。

これで終われる

プールから

ここから上がるんだ

泳ぎ終わり顔をぱっっと上げた瞬間

あの状況からも再び泳ぎ切った私を

観客の皆さんがパチパチと拍手を・・・・・

一年生でもこっぱずかしい。。。。

もうとっくに誰もいなくなっているプールから

1人上がり

テクテクとプールサイドを歩き

母のところへ・・・・・・

母をチラリと見ると

その母は笑いながら

「ビックリしたのかん?」と三河弁で

笑っちゃう!くらいな笑い声とともに

「でも

最後まで泳いでえらかったね〜〜〜〜笑!」と

更には

「落ちた後、もう一度と泳いだ泳ぎは

誰よりも速いくらいの

すごいスピードだったよ!やっぱりすごいね!」と

才能をちょっとだけ見出してくれる

「やっぱり速いわ!」的な一言で出迎え

大きなバスタオルを大きく開いて

私を包んでくれたのでした、、、

私は大きなタオルに包まれ

見るんじゃねーよ・・・・・と半分思いながら

まさかのこんな事になるなんて・・・・と

半分信じられない思いと

終わった・・・・・・という感じと

でも

あの後の泳ぎは

あんな事があったからこその

無心の夢中の全力の必死の泳ぎだったことは覚えている

もしかしたら

「必死」ということをここで1つ学んだのかもしれない

そしてその大失敗の中に

「でもちょっと速かったかも・・・・・」と

ほんの少しだけの希望で終えるのでした・・・・笑

 

 

そう・・・・

これが私の16年続くこととなる水泳人生の

まさかのスタートなのです。

どうですか?

初っ端が一番

最悪なスタート

でも

そこからだったんですね

私の水泳人生は

みるみるみるみる頭角を表し

次の年、一年後には最強のリベンジ!

5・6年生にまじってちびっ子が優勝することになるとは

皆さん

人生って何があっても

そこからどうするか!

たった一年後だって全く違った自分にすることができる^^

母の

笑っちゃう!

何1つ深刻にしない態度と

帰ってからの我が家

父も話を聞き

そっか!わっはっは〜〜〜〜〜汗。。。。。

常に父の最後のコメントは決まって

「いい経験したな〜〜〜〜いいぞ!大事だぞ!

そういう経験は^^」と

私の視点を客観的にさせてくれる^^;;;;汗・笑

だからこそ

私もこうしてわざわざ思い出さないと

思い出すこともない未来だけ見て生きる人間へと成長

何だか色々なことを思い出してきました^^笑

今も経営脳も

今の精神も思考も全て水泳と我が家で培ってきたんだなと

あの時の

太陽

水の匂い

ピストルの音

落ちた時の瞬間の頭の中

真っ白な時間

再び泳ごうと決めた時

無心でひたすらゴールを目指した時

みてんじゃね〜〜〜よとプールサイドを歩いた時

今でもハッキリ何もかもを覚えています^^

人間は

絶好調で楽しいことより

失敗や苦しかったことを乗り越えたり

それがいかに教訓となり記憶にのこり

良い思い出になっていることやら

そして

こうして人は強くなっていくのです・・・・・

懐かしいな〜〜〜〜〜

O neちーむ

 

 

 

 

 

 

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